ちょうど地下鉄「烏丸御池駅」と「四条駅」の真ん中にある東洞院通り六角。
周辺には生花発祥の地とされる聖徳太子創建の「六角堂」があり、境内に置かれている「へそ石」と呼ばれる石の位置はちょうど京都の真ん中だと言われています。
そんな京都のど真ん中「六角堂」から東へ歩くと、青い瓦家根が目を惹く喫茶店「珈琲蔦家」が見えてきます。
風格のある木の看板がかっこいい!
「珈琲蔦屋」の美しいカップたち
店内に入ると真っ先に目を奪われるのは、カウンター内にずらりと並ぶカップ&ソーサー!
マイセン、ウェッジウッドなど高級なカップはひとつひとつが美術品のよう。
ちなみに、どのカップで出すかお客さんの雰囲気に合わせて選ぶそうです。
どんなカップでやって来るか、わくわく。
珈琲蔦家は1986年創業
店名の蔦家は、マスターのお母様の名前が「蔦子」だったことから、蔦子さんの家という意味で名付けられました。その後、ご両親から店を継ぎ、今はご夫婦で営業されています。
店内には天狗や狸の置物があったりして、どことなく和な雰囲気。
席同士の間隔が広いので、一人でもゆったり過ごせますよ。
有頂天家族の舞台にも
ここ「珈琲蔦家」は森見登美彦原作のアニメ「有頂天家族」の舞台にもなっているそうで、実際に登場した席にはこんなコーナーも。
聖地巡礼に訪れたファンのためのノートもおいてありました。
ちなみに「珈琲 蔦家」で検索すると続けて「ハンバーグ」と出るのですが、なんでだろうと調べてみると、アニメではここでハンバーグを食べるシーンがあるらしいです。でも実際のメニューにはないのでご注意を!
「珈琲蔦家」のメニュー
珈琲はキリマンジャロやコロンビアなどの種類問わず全て500円でした。他にもココアやオレンジジュースなど珈琲以外のドリンクもあります。
店主の奥様手作りのケーキも美味しそうでした。
ブレンドコーヒー
コーヒーは注文を受けてから、豆を挽いて丁寧にドリップ。
選んでいただいたカップは、淡いピンクの薔薇柄!
ロマンチックなカップにちょっと照れながら、酸味の効いた美味しい珈琲をいただきました。
珈琲蔦家(つたや) 店舗情報とアクセス
【住所】京都市中京区東洞院六角御射山町260 ロイヤルプラザ1F
【アクセス】地下鉄「烏丸御池駅」徒歩五分
【定休日】第3日曜
【営業時間】8時〜19時半(土曜は16時まで)